アルツハイマー病から脳を守る細胞内の「掃除屋」タンパク質を発見しました

蛋白質研究所高木淳一教授のグループは、ドイツのマックスデルブリュック分子医学研究所と共同で、sorLA(ソーラ)という脳内の膜タンパク質が、アルツハイマー病などの神経変性疾患発症の原因と考えられている Aβ ペプチド(アミロイドを形成するものの一種)の蓄積を防ぎ、アルツハイマー病に罹るリスクを軽減する役割を持つことを明らかにしました。この成果は我々の脳に神経変性疾患に対する自衛策がもともと備わっていることを示しただけでなく、アルツハイマー病の治療と予防のための新しい「作用点」を発見したものとして注目されます。

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本成果は米科学誌「Science Translational Medicine」に2月12日付けで掲載されました(Sci. Transl. Med. 6, 223ra20 (2014))。

論文タイトル:Lysosomal Sorting of Amyloid-β by the SORLA Receptor Is Impaired by a Familial Alzheimer’s Disease Mutation.

著者:S. Caglayan, S. Takagi-Niidome, F. Liao, A. Carlo, V. Schmidt, T. Burgert, Y. Kitago,  E. Füchtbauer, A. Füchtbauer, D. M. Holtzman, J. Takagi, T. E. Willnow,