発表論文

Press Release: 細胞外マトリックスを用いてヒト多能性幹細胞から高効率に血管内皮細胞の誘導に成功

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の齋藤潤准教授グループと、大阪大学蛋白質研究所の関口清俊寄付研究部門教授グループらの共同研究チームは、細胞外マトリックスのひとつラミニン411(LM411)の組換えタンパク質断片(LM411-E8)を用いることにより、ヒト多能性幹細胞注3)から正常機能を有する血管内皮細胞を高効率に分化誘導する手法の開発に成功しました。

Press Release: ガンの浸潤や骨粗鬆症の原因となるタンパク質の働きを阻害するペプチドを創製 ~新薬設計時の新たな作用領域として期待~

蛋白研の高木淳一教授のグループは、東大・菅裕明教授のグループと共同で、臓器形成や免疫応答を司る中心的なタンパク質であり、ガンの浸潤にもかかわるSema4D(セマフォリン4D)の受容体、PlxnB1(プレキシンB1)へ強く結合する環状ペプチドPB1m6の取得に成功しました。そして、その PB1m6がPlxnB1の機能を阻害することを証明しました。

蛋白質研究所・金城玲准教授らによるPDBj活動に関する学術論文 “Protein Data Bank Japan (PDBj): updated user interfaces, resource description framework, analysis tools for large structures” がNucleic Acids Researchから刊行されました。

蛋白質研究所・金城玲准教授らによるPDBj活動に関する学術論文“Protein Data Bank Japan (PDBj): updated user interfaces, resource description framework, analysis tools for large structures”がNucleic Acids Researchから刊行されました。

Press Release: 光合成の効率を調整するタンパク質、カルレドキシンを発見-光合成生物の酸化ストレスを減らす影の立役者-

大阪大学蛋白質研究所の栗栖源嗣教授らの研究グループは、ドイツ・ミュンスター大学のマイケル・ヒップラー教授らとの共同研究により、光合成の効率を調整するタンパク質を新たに発見し、その構造解析と、構造に基づいた機能解析に成功しました。

Press Release: 結晶を損傷しない新しいタンパク質結晶の輸送媒体を発見! ~タンパク質の結晶構造解析で新薬創生に一歩近づく

理研、京大、高輝度光科学研究センター、阪大蛋白研の共同研究グループは、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA[1]」のX線レーザーを用いた「連続フェムト秒結晶構造解析(SFX)[2]」(1フェムト秒は1,000兆分の1秒)において、タンパク質結晶輸送媒体としてヒアルロン酸[3]が利用できることを発見しました。

Press Release: 間違いだらけの修復が、がんを引き起こす!? 放射線等によるDNA損傷修復の分子メカニズムを解明

細胞のがん化は、何がきっかけで始まるのでしょうか。 大阪大学蛋白質研究所の篠原美紀准教授の研究グループは、遺伝情報であるDNAが放射線で傷ついたときに活性化する本来の細胞機能であるDNA損傷応答システムが十分に機能しないと、DNAの傷は修復されるものの、元通りの情報にはならず間違いを残したまま傷だけを修復してしまうことを発見しました。

Press Release: パーキンソン病の新規治療法の開発に成功!ータンパク質ネクジンがミトコンドリア障害による神経細胞死を防ぐ

ミトコンドリアが傷つくことで、パーキンソン病における神経細胞死が引き起こされます。大阪大学蛋白質研究所神経発生制御研究室の吉川和明教授、長谷川孝一助教(研究当時)、同大学院医学系研究科神経内科学の望月秀樹教授の研究グループは、神経細胞内に存在するタンパク質のネクジンがミトコンドリアの働きを促進するタンパク質PGC-1α※4を安定化し、ミトコンドリア障害による神経細胞死を防ぐことを発見しました。

Press Release:生命現象を支える化学反応の真の姿を解明!ー地球の窒素循環を担う酵素の制御がSACLAとSPring-8の技術で可能に

    大阪大学工学研究科、高輝度光科学研究センターXFEL利用研究推進室、理化学研究所放射光科学総合研究センターによる国際合同研究チームは、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを利用して、銅含有亜硝酸還元酵素の完全酸化型の立体構造を、銅原子の異常散乱効果を用いて世界で初めて決定し、プロトン共役電子移動の飯能紀行を解明することに成功しました。