発表論文

細胞の中で働く巨大なモータータンパク質の構造を解明

大阪大学蛋白質研究所の昆隆英准教授と栗栖源嗣教授の研究グループが,ダイニンモーターの全体構造を,運動機能がある状態で構造解析し,この巨大な分子モーターが長い脚のような構造を使って細胞の中を歩く仕組みの一端を明らかにしました.

セマフォリンとその受容体プレキシンの複合体の立体構造を解明 ―がん、神経難病、自己免疫疾患やアトピーの治療法開発へつながる成果―

大阪大学蛋白質研究所、免疫学フロンティア研究センター、工学研究科、および横浜市立大学の共同研究チームは、X線結晶構造解析をとおして、神経細胞や免疫細胞など様々な細胞の移動を制御するセマフォリンシグナルの伝達メカニズムを解明しました。なお、本研究の成果は、英国雑誌「Nature」のオンライン版に9月29日付けで掲載されました。

Ultrasonication-dependent production and breakdown lead to minimum-sized amyloid fibrils

超音波照射によるアミロイド線維の断片化に関する研究。超音波照射により最小サイズのアミロイド線維の作製、断片化に成功。この方法を用いることより、今までアミロイド構造研究に困難であったさまざまな生物物理学的手法に対する応用が期待される。

ヒト由来ギャップ結合チャネルの立体構造決定が Nature に掲載されました

大阪大学蛋白質研究所と兵庫県立大学生命科学研究科ピコバイオロジー研究所の研究グループは、SPring-8の生体超分子構造解析ビームラインBL44XUを用いて、世界で初めてヒト由来ギャップ結合チャネルの立体構造を解明することに成功しました。なお、本研究の成果は、4月2日発行の英国雑誌「Nature」に掲載されました。