蛋白質研究における共同利用・共同研究拠点として、「大型設備利用」、「研究資料提供」、「人材育成を含んだ共同研究」の3つの柱を推進し、関連コミュニティの活性化を図っています。

このために

(1) 共同研究員
(2) 国際共同研究
(3) 生体超分子複合体構造解析ビームライン共同利用研究課題
(4) 超高磁場NMR共同利用研究課題
(5) クライオ電子顕微鏡共同利用研究課題
(6) 蛋白質研究所セミナー
(7) 客員フェロー

の7事業を公募し、実施しています。

3つの柱とは?

大型設備利用

大型放射光施設SPring-8に設置した専用の施設である生体超分子複合体構造解析ビームラインBL44XU(大阪大学蛋白質研究所)や、本研究所設置の超高磁場NMR装置並びにクライオ電子顕微鏡の共同利用を中心に推進します。

研究資料提供

蛋白質の構造データベースのアジア,オセアニア地区の拠点として日本蛋白質構造データバンク(PDBj)を運営し、蛋白質の構造に関する情報を国際協力により積極的に統括・整備し、研究者等の利用者への高度なサービスを進めます。

人材育成を含んだ共同研究

上記の公募7事業を中心に、国外を含む研究者コミュニティに対する貢献、若手研究者の育成という視点に重点をおいて推進します。