マルチスケール構造生物学(日本電子)研究室

メンバー

教授 中村 春木(兼)
寄附研究部門准教授 川端 猛
 招へい教員 矢澤 宏次
細木 直樹

 

連絡先

電話番号 06-6879-4310
ファックス番号 06-6879-8636
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研究概要

近年、マルチスケール構造生物学という、蛋白質の原子レベルでの構造や、生体内装置、さらには細胞の構造を俯瞰的に観測し、その動的構造を研究することが生命科学の新たな世界の潮流となっている。これは、Cryo-TEM(クライオ電子顕微鏡)やNMR(核磁気共鳴装置)等の最先端の計測手法を駆使し、原子スケールで生物の機能を解き明かし、新薬開発等のイノベーションの源泉を創るものである。日本電子株式会社と株式会社JEOL RESONANCEの寄附によって設立された本寄附研究部門では、最先端の計測技術をより広く提供できるよう、試料前処理方法の改良、データ計測や解析手法の簡易化を行い、共用プラットフォームの利用を通じて、社会に成果を還元することを目指す。また、これまで解析できなかった蛋白質の構造解析を可能とするための高度な解析手法を開発することにより、新薬開発などの研究開発に新たな地平線を開き、イノベーションの源泉とする。

 

図1: 急速凍結した精製蛋白質等の試料を凍結状態のままで電子顕微鏡内に装填し超低温で観察するクライオ電子顕微鏡

 

図2:電子スピン-核スピン間の偏極移動(動的核偏極: DNP)を利用し、従来法の500倍を超える感度を持つDNP-固体NMR装置

 

研究課題

発表論文