機能・発現プロテオミクス研究室

メンバー

 教授 高尾 敏文

連絡先

電話番号 06-6879-4312
ファックス番号 06-6879-4332
メールアドレス
URL http://www.protein.osaka-u.ac.jp/rcsfp/profiling/index.html

研究概要

高感度、短時間で分析が可能な質量分析法は、様々な生体内微量蛋白質のアミノ酸配列や翻訳後修飾の解析に利用されてきている。最近では、蛋白質や遺伝子データベースの充実に伴って、質量分析計を用いて生体内の総発現蛋白質を網羅的に解析し、様々な生理的現象を解明しようというプロテオミクス研究が盛んに行われるようになった。我々は、質量分析によるペプチド・蛋白質の一次構造解析のための化学・分析的手法やそれに関連する装置、そして、質量スペクトルを確度よく解析するためのソフトウェアの開発、整備を行っている。また、それらを用いて新規蛋白質の同定や種々の蛋白質翻訳後修飾の構造解析にも取り組んでいる。

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Fig. 1: Novel fatty acid modification (palmitoleoyl modification at Ser209) of Wnt protein essential for Wnt secretion (Takada R. et al. Developmental Cell, 11, 791-801, 2006).
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Fig.2 : Automated quantitation of a peptide by a WEB application, Isotopica (http://coco.protein.osaka-u.ac.jp/Isotopica). An 18O-stable-isotope-labeled synthetic peptide was spiked into a urinary sample, and the resultant mixture was measured by MALDI-MS. (Rapid Commun. Mass Spectrom. 18, 2465, 2004; Nucleic Acids Res. 32, 674, 2004)

研究課題

  1. 質量分析による蛋白質一次構造解析のための化学的手法、及び、解析ソフトウェアの開発
  2. 質量分析による蛋白質翻訳後修飾の構造解析
  3. プロテオミクス研究のための分析的手法や尿等の生体試料の前処理、同定法の開発
  4. 質量分析におけるペプチド、糖鎖のフラグメンテーションに関する研究
  5. 糖鎖高感度検出のための化学誘導化法(4-aminobenzoic acid 2-(diethylamino)ethyl ester)の開発
  6. 高感度質量分析のためのハードウェアの開発

発表論文