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ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。
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■ 私たちのルーツは研究所でした。

協和化学研究所。1937年設立 ----
これが協和発酵のルーツです。発酵法と合成法を用い、「砂糖から航空燃料をつくる」。生れて間もないアセトン・ブタノール発酵の実用化のために実験がスタートしたとき、“発酵と合成の有機的結合
(融合)”という協和発酵永遠の研究理念が生れました。発酵=バイオテクノロジー、合成=化学技術と置換えれば、この理念が現代にも十分通用することが理解できます。半世紀変わらぬ私たちの理念は、今日までにさまざまな成果を生み出してきました。
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ストレプトマイシン (抗生物質)、L−グルタミン酸
(調味料)、Lーリジン(飼料添加物)、ジベレリン (植物成長調整剤)、マイトマイシンC
(抗癌剤)、遺伝子組換えヒト型GーCSF誘導体(好中球減少症治療薬)、・・・ |
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合成医薬品分野では、高血圧症・狭心症治療剤の開発に成功 (1991年)。
カルバセフェム系抗生物質の合成に成功
(1978年)。A社に導出し、米国では1992年から発売され、現在は、欧州でも販売されています。
抗アレルギー剤を創出 (1985年)。2001年3月に新発売しました。
B社に導出し (1993年)、米国では点眼薬として1997年から発売され、現在では数10ヶ国で販売されています。

■ バイオのリーダーとして、次世代へ。

健康・食糧・エネルギー・環境問題など、人間生活の根幹に関わる諸問題解決の有力な手段として期待の高まるバイオテクノロジー。私たちは、このバイ
オテクノロジーと化学技術を融合し、国際競争力のある新製品を開発していくことが、当社発展の必須条件であると考えています。
全社員の4分の1にあたる約1,400人が研究開発に従事し、協和発酵グループの研究開発機関を加え全部で11の研究機関が、医薬、臨床診断薬、アミノ酸、健康食品、食品、農畜水産関連、化学品など、相互に連携しあって独創的な研究を推進しています。国や大学の研究機関、他企業との共同プロジェクトへも数多く参加しています。
特に、バイオテクノロジーを利用したスクリーニング技術や評価システム、生産技術は、オリジナリティーの高い技術として高く評価されています。数万種におよぶ微
生物とそれが作り出す天然物や合成したオリジナルな化合物のストックは協和発酵の大きな財産です。

■ 自然と調和し、豊かな未来へ。

協和発酵は、「人類と地球の未来」について真剣に考えています。
20世紀のテクノロジーは私たちに飛躍的な生活水準の向上をもたらしました。しかし、環境問題や資源問題など、未来に残した課題も少なくありません。
21世紀のテクノロジーは、それを超えるものでなければなりません。豊かな自然なくしては、人類の生存はありえないのです。
自然と理想的に調和しつつ、私たち人類に新しい富を与えてくれる。それが、協和発酵の考える21世紀のテクノロジーです。

■ 社会への貢献を意識して

協和発酵の研究開発は、研究員の自由な発想とオリジナリティーを尊重します。
この風土が社会のニーズに対応した応用性の高い研究成果を挙げていく ---- それが私たち協和発酵の進む道であると考えます。
協和発酵は創立以来、小さな生命体、微生物と付き合ってきました。バイオテクノロジーの企業として国際的な発展を遂げたいまも、「まず生命から発想する」基本的なスタンスは変わりません。
協和発酵はバイオテクノロジーの可能性を信じ、人類が直面している健康
(医療)、食糧、エネルギー、環境など、さまざまなテーマに取組んでいきます。
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