大阪大学 蛋白質研究所 機能・発現プロテオミクス研究室
Institute for Protein Research, Osaka University
Laboratory of Protein Profiling and Functional Proteomics
研究テーマ

質量分析による蛋白質翻訳後修飾の構造解析

研究概要

蛋白質の生理機能と密接に関わっている種々の修飾基(糖鎖、リン酸化、脂質等)の構造解析法に関する研究、及び、新規蛋白質翻訳後修飾の構造解析を共同で行っている。図1は酵母由来の修飾蛋白質のSDS-PAGEとマトリックス支援レーザ脱離イオン化(MALDI)質量スペクトルであるが、観測分子質量とタンデム質量分析(MS/MS)による解析から、蛋白質のC末端(Gly)にホスファチジルエタノールアミン(PE)がアミド結合していることが明らかとなった。

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