大学院入学試験(院試)に関する重要事項

 

当研究室をご希望の方は、「残念ながら」大阪大学大学院生命機能研究科の院試に合格していただかなければなりません。

 

生命機能研究科

http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/index.html

平成14年4月1日に発足した、マスコミでも話題の研究科です。毎年、入試に関する説明会が各地で行われますので、詳細を上のホームページで必ずご確認ください。原則的には、5年一貫教育研究により博士号を取得したい方に適しています。現在、新建物が大阪大学吹田キャンパスの阪大病院前に完成しています。生物だけにとどまらず、物理、工学などの分野の研究室も混じった、たいへん活気ある研究科です。新しい生物学を開拓していく意欲に駆られた研究者を目指す人には、絶対のお勧めです!

 

入学試験は普通8月に行われます。4月〜5月に配布を開始する募集要項にご注意ください。願書出願の際に、物理、化学、生物などの中から、自分の受けたい科目を選択しておきます。ここで選んだ科目と、その後の研究室配属の間には、何の関係もありません。

また、他大学・他研究科の修士課程修了後に生命機能研究科で博士号を取得したい方に門戸を開くため、5年の博士課程の第3年次への編入制度があります。実質的には、通常の博士後期課程への入学とほとんど同等です。第3年次編入のための募集要項は、例年前年度の11月頃に配布を開始します。

生命機能研究科のホームページからは、当グループのホームページには直接リンクされていませんが(各グループのうち教授のいるグループにのみリンクされているため)、正式には協力講座の生命理工学講座に属します。配属に伴う問題点などは一切ございませんので、ご心配なく。

 

蛋白研では、生命機能研究科に所属する先生として、

中村春木教授、金城玲准教授(蛋白質情報科学)

中川敦史教授、鈴木守准教授(超分子構造解析学)

高木淳一教授、岩崎憲冶准教授(プロテオーム物質創製)

がおられ、蛋白質研究所のプロテオミクス総合研究センターを形成しています。

http://www.protein.osaka-u.ac.jp/center/index.htm#

 

また、生命機能研究科の他の研究室との共同研究もあります。2005年1月、八木健研究室(心生物学グループ)との共同研究で、脳内細胞接着膜多様性蛋白質CNRのNMR(核磁気共鳴装置)による立体構造の解析に成功しました。

 

受験を考慮の方は、事前に

池上貴久 ( tiik@protein.osaka-u.ac.jp )まで、ご連絡ください。また、研究室訪問なども随時お問い合わせください。