第1回 T=1の構造を作ろう!
(March 22, 2011)
折り紙指導および折り紙実演(動画)は月原さんご夫妻の協力によります。
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折り紙を買ってくる。(100ショップで1辺7.5センチメートルの折り紙18色370枚が購入できます。2セット買っておくことをお勧めします。)
あるいは、これ
を印刷して、はさみで切って使っても良いです。 - T=1を作ってみます。(T=1の意味はいずれ分かります。)
まずは、パーツの作り方。これを30セットを作ります。
- くみ上げるコツは正三角形が5個を集まった場所(右は分かりやすいように色を変えた)を作っていくことです。4や6個集まった場所があったら、間違いです。
- できたら、3回軸(左)、5回軸(右)の場所を確かめましょう。
- よく見ると2回軸が鏡面と見間違いそうです。一工夫するとわかりやすくなります。
- くみ上げるコツは正三角形が5個を集まった場所(右は分かりやすいように色を変えた)を作っていくことです。4や6個集まった場所があったら、間違いです。
第2回 前回よりももう少し大きな構造を作ろう!
(5 April , 2011)
でもその前にT=1の意味を考えてみましょう。
- T=1の意味 大きな折り紙を作えば、大きなウイルス構造をつくることができますが、そこは一工夫です。 前回購入した一辺7.5センチメートルの折り紙が大量に余っているので、これを使ってもう少し大きな構造を作る方法を考えましょう。 でもその前にどうすれば同じ大きさの紙で大きなウイルス構造をつくることが出来るか考えてみましょう。 それを理解するために、折り紙の代わりに正二十面体(T=1)の展開図
- T=4の意味 正二十面体(T=4)の展開図
- T=9の意味 さらに正二十面体(T=9)の展開図
第3回 T=3の展開図を切り取り折ってみましょう
(19 April , 2011)
展開図
緑の線で囲まれた正三角形をよく見ます。 赤の三角はその位置に3回回転軸があることを示しています。 今まで見慣れた黒い線で書かれた三角形が緑の線で折られて、もはや平面ではないことがわかります。 それでも、3回、2回、5回回転軸の対称は維持されています。 ところで、緑の線で囲まれた正三角形の中には黒い線で書かれた正三角形がいくつ入っているでしょうか? そうです。3個です。つまり、T=3であることがわかります。 T=1, 4, 9, 16は黒い三角形のエッジと緑の三角形のエッジが一致しています。 それ以外のTナンバーでは黒い三角形を分断する形で緑の線が引かれています。
第4回 T=3を折り紙で作ってみましょう
(12 August , 2011)
- 市販の折り紙で作る
ことはもちろん可能ですが、 まずはこれ を印刷して、黒い太い線に沿ってはさみで切ってください。
- パーツを作っていきます。
- 赤が中心に来るようにして5回回転軸のところを作ります。(パーツを5個使用)これを12セット作ります。
- 次にこれ
を印刷して、同様にはさみで切り、パーツを30セット作ります。 - 3で作った5回回転軸の部分に4で作ったパーツでつなぎ合わせていきます。
- さらに組上げていきます。
- 半分までできるとこんな感じ
- 完成品です。5回回転軸(左)、2回回転軸(右)方向からみたところ。
ギャラリー
図1 T=7? 3回回転軸から見たところ |
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図2 T=7? 5回回転軸からの見たところ |
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図3 T=7? 2回回転軸から見たところ |
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図4 T=7 LとDの見比べ | |
図5 T=7 LとDの見比べ | |
図6 T=7LDの位置合わせを一生懸命している月原さん | |
図7 T=7 LとDの見比べ | |
図8 T=7 LとDの見比べ | |
図9 T=7 LとDの見比べ | |
図10 T=7 LとDの見比べ | |
図11 ?? | |
図12 T=13 5色バージョン |
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図13 T=13 5色バージョン |
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図14 T=13 13色バージョン |