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【開催報告】平成30年度いちょう祭に参加しました

今年度も蛋白質研究所は「生命の基本物質『蛋白質』を知る」をテーマに、大阪大学いちょう祭に参加しました。
171名(高校生43名、中学生13名、小学生22名、一般93名)の来場者をお迎えし、研究所の公開と公開実験を行いました。

鈴木団講師らの国際共同研究課題がヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)のプログラム・グラントに採択されました

蛋白質化学研究部門・蛋白質ナノ科学研究室(教授 原田慶恵)の鈴木団講師らによる国際共同研究チームの提案した研究課題「Nanoscale heat transfer phenomena: new paradigm for intra- and intercellular signalling and shaping(ナノスケールの熱伝導現象:細胞内・細胞間情報伝達と細胞の形態を理解するための新しいパラダイム)」が、国際的な学術助成であるヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム (HFSP) の研究グラント(Program Grant)に採択されました。

2018年度高度副プログラム『蛋白質解析先端研究プログラム』ガイダンスを開催します

蛋白質研究所では、博士課程の大学院生を対象に、大学院高度副プログラム「蛋白質解析先端研究プログラム」を開講いたします。

 

本プログラムでは,阪大が得意とする構造生物学分野で,大型特殊装置(SPring-8阪大蛋白研ビームライン,超高磁場NMR装置,クライオ電子顕微鏡)や国際的データベース(Protein Data BankThe Cambridge Structural Database)を利用した先端研究に触れ,高度な専門性と幅広い見識を身につけたい人を歓迎します.全てのプログラムを学び終えた時には,論理的思考力をもって問題解決にあたることの出来る人材に成長することを期待します.大型特殊装置の開発担当者(学外連携機関:理化学研究所,株式会社リガク)からの外部講師による講義も準備しています.プログラム中で興味のある講義だけの履修も歓迎しますので,積極的に応募してください.

 

2018年度 副専攻/高度副プログラムガイダンス

実施日時(吹田キャンパス):2018410日(火)1130 1330

実施場所(吹田キャンパス):テクノアライアンス棟アライアンスホール

 

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中村春木教授(所長)退職記念講演会

平成30年3月31日で退職される本研究所所長 中村春木教授の最終講義が
以下のとおり開催されます。
ご参加いただきますようご案内致します。

◆中村 春木 教授(所長)
附属蛋白質解析先端研究センター 蛋白質情報科学研究室
【日時】平成30年3月15日(木)15:00-16:30
【場所】蛋白質研究所 本館1F 講堂
【演題】データ科学と蛋白質計算科学:課題と展望

論文掲載:ラミニンE8フラグメントを用いたヒト骨格筋サテライト細胞の細胞未分化維持培養法の確立〜筋疾患への細胞治療、創薬展開を見据えて〜

東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 分子生命情報解析学分野の赤澤智宏教授、大阪大学 蛋白質研究所の関口清俊教授らの研究グループは、ヒト骨格筋の内在性幹細胞であるサテライト細胞の未分化維持培養法を開発し、その成果を国際幹細胞学会誌 Stem Cell Reports オンライン版に発表しました。 

【論文情報】

著者:Kana Ishii, Hidetoshi Sakurai, Nobuharu Suzuki, Yo Mabuchi, Ichiro Sekiya, Kiyotoshi Sekiguchi, Chihiro Akazawa
題名:Recapitulation of Extracellular LAMININ Environment Maintains Stemness of Satellite Cells in Vitro.
雑誌名:Stem Cell Reports

論文はこちら

 

詳しいご説明は publication180112.pdf

 

 

【問い合わせ先】

(研究に関する問い合わせ先)
東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科
分子生命情報解析学分野 赤澤智宏(あかざわ ちひろ)
E-mailc.akazawa.bb[at]tmd.ac.jp

大阪大学 蛋白質研究所
マトリクソーム科学(ニッピ)寄附研究部門
関口清俊(せきぐち きよとし)
E-mailsekiguch[at]protein.osaka-u.ac.jp

Press Release:タンパク質の見えなかった部分を見る-遺伝子発現スイッチのオンオフ機構を活写する-

概要

決まった構造をとらず、常に形を変えていると考えられている天然変性領域と呼ばれるタンパク質領域に、いま世界的に注目が集まっています。その理由は、タンパク質機能を調節している領域の多くがこの「天然変性領域」であるからです。これまで、タンパク質は決まった構造をとって機能を発揮していると考えられてきましたが、「天然変性領域」はこのルールに明らかに反しているように見えます。では決まった構造をとらないにもかかわらず、なぜタンパク質の機能を制御できるのでしょうか。

立命館大学の笠原浩太助教、大阪大学蛋白質研究所の肥後順一特任教授(常勤)、中村春木教授、および横浜市立大学の椎名政昭助教、緒方一博教授らの研究グループは、タンパク質の天然変性領域の翻訳後修飾(リン酸化)によってタンパク質機能のON/OFFのスイッチが切り替わる機構について、コンピューターによる構造シミュレーションと生化学実験による機能・構造解析によって、原子レベルで明らかにしました。今回の研究の結果、天然変性領域は、実は自由に形を変えているのではなく、リン酸化の有無に応じて、限定された種類の構造(特異的構造)を変換することで、タンパク質の分子スイッチとして機能していることが明らかになりました。

 

詳しいご説明は  Press-Release_20180104NAR.pdf

 

論文はこちら

 

【本件に関する問い合わせ先】

●公立大学法人横浜市立大学
(研究内容に関するお問い合わせ)
学術院医学群 生化学 助教 椎名 政昭
TEL045-787-2590
E-mailmshiina[at]yokohama-cu.ac.jp

学術院医学群 生化学 教授 緒方 一博
TEL045-787-2590
E-mailogata[at]yokohama-cu.ac.jp

(プレスリリースに関するお問い合わせ、取材対応窓口、資料請求等)
研究企画・産学連携推進課長 渡邊 誠
TEL045-787-2510
E-mailkenki[at]yokohama-cu.ac.jp

●立命館大学
(研究内容に関するお問い合わせ)
生命科学部 生命情報学科 助教 笠原 浩太
TEL077-561-5021(生命科学部事務室)
E-mailktkshr[at]fc.ritsumei.ac.jp

(プレスリリースに関するお問い合わせ、取材対応窓口、資料請求等)
広報課長補佐 池田 真
TEL:075-813-8300

●国立大学法人大阪大学
(研究内容に関するお問い合わせ)
蛋白質研究所附属蛋白質解析先端研究センター 蛋白質情報科学研究室
特任教授(常勤) 肥後 順一
TEL06-6879-4311
E-mailhigo[at]protein.osaka-u.ac.jp

蛋白質研究所附属蛋白質解析先端研究センター 蛋白質情報科学研究室
 教授 中村 春木
TEL06-6879-4310
E-mailharukin[at]protein.osaka-u.ac.jp

※[at]を@に変えてください。

【開催報告】サイエンスアゴラ2017 (11月24~26日, 東京お台場) に出展しました

快晴の3日間、東京お台場にて開催されたサイエンスアゴラに出展致しました。たくさんの来訪者に、蛋白研の教員も熱心に蛋白質構造や研究の紹介を行いました。今年は新たにVR (Virtual Reality)メガネを使って蛋白質構造を視る企画が好評を博しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企画提供者:大阪大学蛋白質研究所、日本蛋白質構造データバンク(PDBj)、広島市立大学大学院情報科学研究科医用情報科学専攻、立命館大学生命科学部生命情報科学科、関西学院大学理工学部生命医化学科バイオインフォマティクス・ゲノム情報医化学

 

 

 

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蛋白研はPDBj、立命館大学、広島市立大学、関西学院大学とともに、”生命をささえるタンパク質の「かたち」”をテーマに、JST主催一般向け科学イベント「サイエンスアゴラ2017」に出展します。

 

サイエンスアゴラ2017

日時:
  • 2017年11月24日 (金) (13:30〜18:00)
  • 2017年11月25(土)- 26日(日)(10:00〜16:00)
会場:
テレコムセンタービル(東京お台場)
5F Dエリア(分野の壁を越えて新たな知を創造する) 65

生命をささえるタンパク質の「かたち」

「見る」「さわる」「つくる」といったさまざまな体験を通じてタンパク質の「かたち」の多様性と重要性を実感していただけるような企画を提供し、生体分子への理解を深めてもらうことを目指しています。
具体的には下記内容の出展を行います。

  1. 実際にPDBjのデータベースへアクセスして様々なタンパク質分子をCGなどで立体視する「見る」
  2. 3Dプリンタでつくった分子モデルを「さわる」
  3. ペーパークラフトで分子模型を「つくる」

また、これらの「かたち」を明らかにするための技術として、大型放射光施設や今年のノーベル賞の受賞理由となった高性能電子顕微鏡をわかりやすく紹介します。