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本研究所の特任助教Gert-Jan Bekker 博士らによる論文がJournal of Chemical Theory and Computation に掲載され、図が2017年7月号の表紙に採用

本研究所の特任助教Gert-Jan Bekker 博士らによる論文”Accurate Prediction of Complex Structure and Affinity for a Flexible Protein Receptor and its Inhibitor(http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.jctc.6b01127, DOI: 10.1021/acs.jctc.6b01127) がJournal of Chemical Theory and Computation (JCTC, IF=5.301) に掲載され、図が2017年7月号の表紙に採用されました。
(http://pubs.acs.org/toc/jctcce/13/7 )

 

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国内の生命科学基盤データベースを運営する機関が連携し、 データベース統合化を目指したJBI (Japan alliance for Bioscience Information) と 称するWeb ページを開設いたしました

大阪大学蛋白質研究所 日本蛋白質構造データバンクProtein Data Bank Japan(PDBj) は、情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 DNA Data Bank of Japan(DDBJ)、科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)、 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)と共同で、研究者に役立つサービス・情報のワンストップサービスを目指して、生命科学データベースポータルサイトJBI (Japan alliance for Bioscience Information)ポータル(http://jbioinfo.jp/)を開設致しました。

詳細はこちらをご覧ください。

Press Release: 体温調節を担う汗腺の三次元構造の可視化に成功-熱中症や多汗症の解明や治療、次世代型制汗剤の開発に期待-

大阪大学大学院薬学研究科 先端化粧品科学(マンダム)共同研究講座の岡田文裕招へい教授、蛋白質研究所寄附研究部門の関口清俊教授、大学院医学系研究科情報統合医学皮膚科学講座の片山一朗教授の研究グループは、発汗時における汗腺収縮の解明につながるヒト汗腺の三次元構造を可視化することに、世界で初めて成功しました。

Press Release: 味を感知する受容体のセンサー領域の立体構造を初めて解明

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬) のニパワン・ヌアムケット特任助教(研究当時)、安井典久助教、山下敦子教授らと、理化学研究所、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、自然科学研究機構分子科学研究所 、東北大学、大阪大学の共同研究グループは、 口の中で味物質の感知を担う味覚受容体タンパク質について、受容体の主要部分である細胞外のセンサー領域が、味物質を結合している状態の構造を解明することに成功しました。五感を担うセンサータンパク質のうち、味覚の受容体の立体構造が明らかになったのは、これが初めてです。本研究成果は 5月23 日英国時間午前 10時(日本時間午後 6時)、英国の科学雑誌「Nature Communications」に掲載されます。

平成29年度いちょう祭に参加します

いちょう祭は、大阪大学の創立記念日(5月1日)を祝し、全学をあげて新入生を歓迎するとともに、教職員・学生の親睦及び地域との連携を図ることを目的に毎年開催しています。今年も、教職員・学生のほか、高校生、地域の皆さまをはじめ学外の方に本学の教育・研究の内容を知っていただくため、4/30, 5/1の2日間開催されます。

大阪大学いちょう祭

プログラム

蛋白質研究所は次のようなテーマを掲げ、研究所の紹介を行います。

『生命の基本物質「蛋白質」を知る』
蛋白質研究所では生命の基本物質である「蛋白質」を研究しています。生命活動における蛋白質の働きや、最新の蛋白質解析技術についての理解を深めるため、公開学習・施設公開を行います。ぜひ遊びにいらしてください。

 

●日時:4月30日(日)13時~16時30分

●テーマ・開催場所:

・折り紙でウイルスをつくる             研究所本館1階講堂
・細胞のシミュレーションとチップ詰め選手権     研究所本館1階講堂
・ダイヤモンドのイルミネーションで生物を光らせよう 研究所本館1階講堂
・タンデム質量分析装置によるプロテオミクスの紹介  研究所本館1階・高尾研究室
蛋白質立体構造データベースの紹介         研究所本館1階セミナー室(プログラム記載の場所から変更)
・X線結晶解析装置の紹介              構造解析研究棟
・生物電子顕微鏡の紹介               共同研究拠点棟
・950メガヘルツ核磁気共鳴装置の紹介         NMR実験棟

Press Release: 新規人工インスリン「セレノインスリン」の化学合成と機能解明に成功

東海大学、東北大学、大阪大学の共同研究グループ

新規人工インスリン「セレノインスリン」の化学合成と機能解明に成功

~体内での薬効が長時間持続する新規インスリン製剤への応用に期待~

東海大学(所在地:神奈川県平塚市北金目4-1-1、学長:山田清志〔やまだきよし〕)理学部化学科講師の荒井堅太および同学科教授の岩岡道夫、ならびに東北大学(所在地:宮城県仙台市青葉区片平2-1-1、総長:里見進〔さとみすすむ〕)学際科学フロンティア研究所(多元物質科学研究所兼任)助教の奥村正樹、多元物質科学研究所の渡部聡および同研究所(生命科学研究科および理学研究科化学専攻兼任)教授の稲葉謙次、大阪大学(所在地:大阪府吹田市山田丘1-1、総長:西尾章治郎〔にしおしょうじろう〕)蛋白質研究所教授の北條裕信らの研究グループは、天然のインスリン(ウシ膵臓由来)に含まれるジスルフィド結合*1の一つをジセレニド結合*2に置換した新規人工インスリン「セレノインスリン」の化学合成に成功いたしました。これにより、糖尿病治療において、体内での薬効が長時間持続する新規インスリン製剤としての応用が期待されます。

なお、本研究成果は、410日(月)付でドイツの国際化学誌「Angewandte ChemieInternationalEdition」電子版に掲載されました。

https://doi.org/10.1002/anie.201701654

https://twitter.com/angew_chem/status/851495297465372672

DOI:10.1002/anie.201701654

 

■本研究成果のポイント

◇ セレン原子の高い反応性を利用した効率的な新規人工インスリン「セレノインスリン」の化学合成法を確立した。

◇ 「セレノインスリン」は天然のインスリンと同等の立体構造と生物活性を持つ。

◇ 「セレノインスリン」は体内に存在するインスリン分解酵素(IDE*3に対して高い分解耐性(分解するまでの時間が長い)を示す。体内で長時間にわたり循環・作用する新しいタイプの持効型インスリン*4の応用に期待される。

 

詳しいご説明は Press-Release_0411.pdf

 

 

本件に関するお問い合わせ

大阪大学蛋白質研究所

担当: 北條裕信 TEL.06 -6879-8601(直通 )