鈴木団講師らの国際共同研究課題がヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)のプログラム・グラントに採択されました

蛋白質化学研究部門・蛋白質ナノ科学研究室(教授 原田慶恵)の鈴木団講師らによる国際共同研究チームの提案した研究課題「Nanoscale heat transfer phenomena: new paradigm for intra- and intercellular signalling and shaping(ナノスケールの熱伝導現象:細胞内・細胞間情報伝達と細胞の形態を理解するための新しいパラダイム)」が、国際的な学術助成であるヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム (HFSP) の研究グラント(Program Grant)に採択されました。

HFSPについて

HFSPはオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド、イタリア、韓国、ニュージーランド、ノルウェー、シンガポール、スイス、英国、米国、EU、そして日本の政府ならびに学術会議から財政的な援助を受けて運営されています。「生体の持つ複雑な機能の解明のための基礎研究分野」(AMEDウェブサイトより抜粋)を助成の対象とし、「生体の精妙かつ複雑なメカニズムに焦点を当てた革新的、学際的、かつ新規性を備えた基礎研究」(AMEDウェブサイトより抜粋)を支援しています。本プログラムは競争率が高く、かつ学術的レベルの高い生命科学分野の国際研究助成として知られています。2018年度採択分には50以上の国々から計771件の申請があり、そのうち本研究課題を含む23件が採択されました(採択率4%)。これまでに多くのノーベル生理学・医学賞、化学賞、物理学受賞者が排出されています。

 

研究課題について

鈴木講師は、Taras Plakhotnik博士(オーストラリア)、Vadim Zeeb博士(ロシア)、Ellen Birgitte Lane教授(シンガポール)らと共同で、生きた細胞の中や外の、きわめて小さな領域で放出された熱が、細胞のかたちや運命の決定、組織形成に与える影響を明らかにすることを目指します。

 

※参考サイト

ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム (HFSP)

2018年新規採択課題に関する所属機関からのニュース記事一覧(HFSPによるまとめ)

HFSPについて(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構、AMEDによる紹介)

原田慶恵研究室