Last Modified : 2019/05/06
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ペーパーモデル (paper models of proteins)

タンパク質の立体構造を、広く理解していただくために、印刷した紙を切り貼りして作るペーパーモデルをいくつか作っています。 型紙のPDFファイルをダウンロードしてプリンタで印刷すれば、どなたでもタンパク質のモデルを作ることができます。

TIMバレル (TIM barrel)
β/α-バレルと呼ばれる、8組のβストランドとαヘリックスが平行のβシートのバレルを作る構造のモデルです。 αヘリックスは筒で、βシートは矢印で表されています。1本のひもが折りたたまって、バレルを作る仕組みがわかります。
Gタンパク質共役受容体 (GPCR)
7本のαヘリックスが、細胞膜をつらぬいているタンパク質です。細胞膜は、紙の箱で、ヘリックスは紙の筒で表現し、 色鉛筆で、筒を箱に差して作るようにしました。
ミオグロビン (myoglobin)
最初に立体構造が決定された8本のαヘリックスでできたタンパク質です。 形に規則性はないので、ヘリックスとヘリックスを矢印の方向にしたがって貼り付けて作るようにしました。 ヘリックスの間のくぼみに、ヘムと呼ばれる鉄を含んだ分子が結合します。
緑色蛍光タンパク質 (GFP)
11本のβストランドによるβバレル構造です。 このモデルは、 米国のRCDB-PDBによるGFPのモデル を参考にさせていただいて、カラフルな色合いで作り直したものです。