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2023.08.08

【開催報告】2023年7月29日、8月1日 第14回「高校生のための蛋白研セミナー」を開催しました。

 2023年7月29日(土)と8月1日(火)に第14回「高校生のための蛋白研セミナー(模擬講義と施設見学など) 蛋白質ー生命を担う不思議な物質」を開催しました。今回の高校生のための蛋白研セミナーは2コースで、昨年度に好評だった保護者とのペア会を今年度も実施し、7月29日(土)高校生と保護者ペアで参加の回、8月1日(火)高校生単独参加の回とし、大学の模擬講義、質疑応答、体験学習、施設見学の内容で、2日間にわたり開催しました。
  
    篠原 彰教授の大学模擬講義では『蛋白質・遺伝子から見える生命現象と病気について』大学1年生向けの授業が1時間30分間にわたって行われました。
   体験学習では、ノートPC、タブレット端末、スマホ等を使い、工藤 高裕先生の説明でPDBjのデータよりコロナウィルスなどの構造を見て、配布された赤青メガネをかけて蛋白質の画像を多角的に観察する授業が行われました。
   施設見学は、X線結晶解析装置、クライオ電子顕微鏡、NMR(超高磁場核磁気共鳴装置)など蛋白質の構造解析に用いる研究装置を紹介、中川 敦史先生、加藤 貴之先生、宮ノ入 洋平先生、髙﨑 寛子先生らが説明をされました。

    2日間のコース終了後の参加者アンケートでは、「身近な事を話題にした講義が分かりやすかった」「有意義であった」「蛋白質の複雑な形を実際に3Dでみることができ具体的にイメージできた」「研究装置の説明が丁寧で分かりやすかった」といった感想がありました。
保護者の方からは「子供が今まで知らなかったことを体験学習を通して知ることが出来て視野が広がったようです」「親子で共通の話題を持つことができた」「タンパク質の解明に多様な技術が使われていることと、大阪大学が最先端を行っていることに感銘を受けました」と、さまざまなご意見をいただきました。

今回、参加してくださった高校生の皆様と保護者の方々、猛暑の中、遠方からも蛋白質研究所まで来所いただきまして、本当に有難うございました!

 

 

 

 

 

 

 

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