タンパク質有機化学研究室

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有機合成化学を
利用した蛋白質
研究を目指して

 体の中には数万のタンパク質分子が存在し、生命現象の主役として働いています。 その働きを調べるためには、望むタンパク質が必要となります。 現在のところ、必要なタンパク質の遺伝子を大腸菌に入れて、それを作るのが一般的です。 しかし、大腸菌は、どのようなタンパク質でも作るわけではありません。 人間を含めた真核細胞の作るタンパク質には、リン酸基や、糖鎖がつくことがあり、 それらは大事な役割をしていることがわかってきました。 しかし、大腸菌では、これらの修飾タンパク質、また大腸菌に毒となるタンパク質も作ってくれません。

 私たちの研究室では、化学的にアミノ酸をつないでタンパク質をつくる方法を開発しています。 タンパク質には、細胞膜に埋まっていて水に溶けにくいもの、 上に述べたような修飾を持つもの等多くの種類があり、それぞれ化学的性質が違います。 どのようなタンパク質でも合成できる方法を確立し、化学合成の特長を生かしてタンパク質の働きに迫るとともに、 新しいタンパク質のデザインや新しい医薬品の開発をすすめたいと思っています。

news

2016.5.9
2016年6月11日、豊中キャンパス理学研究科において、大阪大学大学院理学研究科化学専攻の大学院入試説明会が開催されます。ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。詳しくはここを参照ください。
2016.4.22
歓迎!! 新入生が加わりました。
2016.2.18
キューバ、Center for Genetic Engineering and BiotechnologyのHilda Elisa Garay-Pérez先生が当研究室の特任教授として滞在します(平成28年2月1日から平成28年3月31日)
2016.1.7
蛋白研セミナー「Mechanism of Biology on the Membrane:生体膜上の生物化学」を開催します。
日時:2016年3月3日(木)~4日(金)
場所: ホテル阪急エキスポパーク(会場:「泉」)
2016.1.7
Tom W. Muir 教授講演会を開催します。
(Princeton University U.S.A.)
タイトル:Houdini Proteins: Discovery and Applications of Ultrafast Inteins
日時:2016年1月25日(月), 10:30-12:00
場所: 大阪大学蛋白質研究所 2階大会議室
2016.1.7
Jame P.Tam 教授講演会を開催します。
(Nanyang Technological University, Singapore)
タイトル:Chemoselective Ligation: Advances and Challenges
日時:2016年1月20日(水), 13:30-14:30
場所: 大阪大学蛋白質研究所 2階会議室
2015. 10.26
第52回ペプチド討論会を開催します。
2015. 8.21
化学合成ペプチドと組換えペプチドをつなぎ合わせる修飾ヒストン蛋白質の合成に関する論文が出ました。
2015. 6.2
インターロイキン2の化学合成に関する論文がAngew Chem Int Ed Englに出ました。
2015. 4.1
韓国・KBSIのBang Jeong Kyu博士が我々の研究室に1か月間滞在します。
2015.4.1
ホームページリニューアルしました。
2015.2.1
NAC法による新しいLigationの方法がTetrahedron Lett.に出ました。
2015. 1.10
コア1型糖鎖を持つペプチドの新しい合成法がJ. Carb. Chem.に出ました。