大学院生のLeah Rie Varnerさんの論文"The deubiquitinase Otud7b suppresses cone photoreceptor degeneration in mouse models of retinal degenerative diseases"がiScience誌に掲載されました。私達の色覚を含む高度な視覚には、網膜の錐体視細胞が維持されることが重要です。網膜変性症で錐体視細胞が障害されると視覚機能が大幅に低下します。私達は、脱ユビキチン化酵素Otud7bが視細胞で強く発現することを見出し、Otud7bが網膜変性モデルにおけるNF-κB 経路の阻害を通じて錐体光受容体細胞を変性から保護していることを発見しました。
https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(24)00601-1
2023年11月
大学院生の前田和さんが第96回日本生化学大会の若手優秀賞を受賞しました。
2023年11月
我々が以前、網膜の初期発生に必須であることを見出したホメオタンパク質Raxが、生後のマウス網膜共通前駆細胞からミュラーグリア細胞への分化および網膜の炎症の抑制に寄与していることを示した論文"The Rax homeoprotein in Müller glial cells is required for homeostasis maintenance of the postnatal mouse retina "がJournal of Biological Chemistry誌に掲載されました。
https://www.jbc.org/article/S0021-9258(23)02489-4/fulltext
2022年11月
大学院生のLeah Rie Varnerさんが第95回日本生化学大会の若手優秀賞を受賞しました。
2022年8月
茶屋太郎准教授と大学院生の前田和さんの、中枢神経系特異的マイクロRNAのmiR-124aについての論文"Multiple knockout mouse and embryonic stem cell models reveal the role of miR-124a in neuronal maturation"がJournal of Biological Chemistry誌に掲載されました。
https://www.jbc.org/article/S0021-9258(22)00735-9/fulltext
2022年2月
大学院生の堤崚太郎さんの論文"The carboxyl-terminal region of SDCCAG8 comprises a functional module essential for cilia formation as well as organ development and homeostasis"がJournal of Biological Chemistry誌に掲載されました。
https://www.jbc.org/article/S0021-9258(22)00126-0/fulltext
元大学院生(博士後期課程卒業)の久保竣さんの論文"Functional analysis of Samd11, a retinal photoreceptor PRC1 component, in establishing rod photoreceptor identity"が2月18日発行のScientific Reports誌に掲載されました。 https://www.nature.com/articles/s41598-021-83781-1
2021年1月
Hung-Ya Tu助教が着任しました。
2020年12月
医学部生の時に当研究室で研究していた杉山剛文君(現研修医)の論文"The potential role of Arhgef33 RhoGEF in foveal development in the zebra finch retina"が12月8日発行のScientific Reports誌に掲載されました。 https://www.nature.com/articles/s41598-020-78452-6