生体分子解析研究室
N末端アミノ酸配列の分析依頼について
2020.11.30 更新
- 蛋白質研究所では本館509号室にある2台のプロテインシーケンサー(ABI社 Procise 491 cLC、島津製作所 PPSQ-53A)を用いて、エドマン分解によるN末端アミノ酸配列分析を行っています。所外からの分析依頼も受け付けており、Procise 491 cLCを用いて解析を行っています。ご依頼を検討されている方は下記をご覧ください(所内の方はこちら)。ご質問等ありましたら奥村まで(
)お願いします。
- PVDF膜サンプル、溶液サンプル、HPLC分画サンプルが分析できます。いずれの場合も、2 pmol 以上のタンパク質をプロテインシーケンサーにアプライできることが必要です。
- 量が少ない場合、複数のタンパク質が含まれている場合、N末端がブロックされている場合などは配列が読めませんが、その場合には5残基分の料金とさせていただきます。
- 5-10残基の解析を行うのに、通常は解析開始から装置の調整を含めて一週間以内に終わりますが、装置のコンディション等により遅れる場合もあります。その場合はご連絡させていただきます。
- 分析を依頼される方は、あらかじめN末端アミノ酸配列解析用のE-mailアドレス(
) に、奥村宛てでご連絡の上、次の三点をお送りください。
- 試験等委託申込書 [PDF] [Word] [記入例]
・事務手続きです。解析は先払いが建前となりますのでご了解願います。詳細は下の「手続きの詳しい流れ」をご覧ください。
・記入例の赤字の部分のみご記入下さい。E-mailアドレスもお願いします。
・押印が2カ所必要ですのでご注意ください。
・郵送、あるいはPDFファイルにしてE-mailで送信(procise@.......)の、どちらか一方で奥村までお送りください。
- N-末端アミノ酸配列分析依頼書(分析担当者宛て) [Word]
・分析担当者に伝えるサンプル情報です。
・先にメールで、procise@.......に送ってください。
・サンプルを送付するときは、プリントしたものを同封してください。
- サンプル
・サンプル調製法はこちらをご覧ください。
・PVDF膜は常温で郵送して大丈夫です。溶液サンプルは冷蔵か冷凍が良いと思われます。
・サンプルは送付先は下記です。
技術専門職員 川上恵子
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 3-2
大阪大学蛋白質研究所・蛋白質分子創製学研究室
手続きの詳しい流れ
2020.10.23 更新
- 依頼者から分析担当者に、試験等委託申込書を提出していただく。
- 蛋白研事務からお支払責任者の方宛てに、請求書を郵送する。
・請求書の発行は1週間以内(通常は2-3日)です。
・分析料金、振込口座等の情報は別途メールで連絡されます。
- 入金が確認できたら分析を開始する
・入金日を連絡していただくか、または入金の予定が確認できる書類のコピー等を送っていただくと、蛋白研での入金確認が少し早くなる可能性があります。また、立替払いで入金していただき、振込明細のコピー等をお送りいただければ、それで入金確認とさせていただきます。
- プロテインシーケンサーで分析した結果(N末端アミノ酸配列、各サイクルのHPLCチャート、各アミノ酸の収量)を依頼者に送付する。
分析料(2020年4月より)
学内、国及び国に準じる機関
1サンプルにつき 基本料金11,000円+2,200円×分析残基数
その他
1サンプルにつき 基本料金16,500円+4,400円×分析残基数
国に準ずる機関とは、国立大学法人法第二条第1項から第 3 項及び独立行政法
人通則法第二条に定める法人をいいます。
詳しくは下記をご覧下さい。
国立大学法人法
独立行政法人通則法