大阪大学 蛋白質研究所 細胞システム研究室
 
Laboratory of Cell Systems, Institute for Protein Research, Osaka University

研究概要

 細胞内シグナル伝達系は、リガンドと受容体結合の親和性の違いを細胞形質の違いへと変化させるといったように、“量の違い”を“質の違い”に変換可能な高度な生化学反応システムです。この反応過程には、細胞内の時間と空間を利用した非線形制御が組み込まれており、時として、アナログな分子情報をデジタルな分子情報に変換することができます。このようなわずかな入力の差が大きな差として生じるようなシステムにおいては、実験研究だけではなく、さまざまな種類の研究アプローチが必要となります。

 本研究室では、細胞の運命決定におけるシグナル伝達系と転写のネットワークの普遍的な制御のルールを明らかにし、これらの制御機構に関する知識を、合理的な細胞変換やヒトの疾病の治療戦略に活かすことを目的としています。そのために、がんや免疫系の細胞システムを対象としたさまざまな定量的実験解析ととともに、数理的なモデリングやバイオインフォマティクスを用いた実験データ解析を行っています。このようなシステム生物学“的なアプローチを用いて、私たちはこれまで、シグナル伝達系—転写ネットワークにおけるユニークな特徴を明らかにしてきました。現在、以下のようなプロジェクトを進めており、シグナル−転写ネットワークの理解を深めたいと考えています。

 
2018/8/13

ギャラリーを更新しました。

2018/6/5

技術補佐員(非常勤)を募集しています。詳しくはこちら。

2018/4/10

岡田教授が「実験と数理モデルの融合による細胞メカニズムの研究」において平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞 研究部門を受賞いたしました。

2018/12/4

 教員(特任准教授または特任助教)の公募(一名)を行っています。
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