はじめに
<↓固体NMR測定室の様子↓>私たちは「固体NMR法」をつかった蛋白質立体構造解析法の開発と応用のみならず、それに必要な装置の開発をテーマにしています。いわゆる構造生物学という分野で、主な対象はGPCRなどの膜蛋白質や、脳神経疾患にかかわるアミロイド凝集です。技術の目玉は何と言っても核スピン超偏極(DNP)で、私たちが作った新しい固体NMR装置は、感度が従来の最大4000倍。高分解能条件では世界最高と言っていいでしょう。
タンパク質の構造解析
固体NMRの装置・測定・解析方法の開発
- 動的核偏極(DNP)で固体NMRの感度向上!
- 超偏極核スピンの応用法
- 動的核偏極(DNP)の数値シミュレーション
- 圧縮センシングによる高速測定
NMRデータベースの整備
- 生体高分子データベース「BMRB」の維持・管理